猟盤日記20180515
放送直前にいろいろ不具合が発覚し、急遽渋谷の編集スタジオに。早く着いたので11時から30分だけHMV渋谷に。新譜をチェックした後、時間がないので百円箱を覗くのはやめようと思いつつ、チラ見したらいろいろ投入されてるっぽい。ちょっとだけ覗いたら、結構すごい品揃えで汗をかく。いろいろ気になる盤があったがとりあえず一枚だけ抜いてスタジオへ。
Le Mistral / 青い地平線
筒美京平作曲編曲の名曲シティポップ。コンビニDJのアフターパーティーでDJダンボールが掛けていて欲しくなった。声がブレバタっぽいけど別人なんだろうか。B面はハワイアンぽいメロディのディスコ。百円で買える名盤だが、欲しくなるとなかなか見つからない。
後ろ髪引かれる思いで編集スタジオへ。すぐ終わるはずの作業がなかなか終わらず、結局夕方近くまでかかる。急いでHMVに戻るもだいぶ触られた形跡があった。気になっていた古谷一行の「三軒茶屋」は抜かれており激しく後悔。気を取り直し10枚抜く。
渋谷哲平 / ヤングセーラーマン
ヴェレッジピープルの「インザネイビー」のカバーといえば「ピンクタイフーン」だが、最近の和モノイベントではこっちの方が人気が高いような気もする。コンビニDJでは秘密博士が、音盤消費組合ではブーマー先輩がかけていた。通常の和モノ棚にも300円で並んでいたが、こっちの方が状態が良い気がする。HMVの百円箱ではたまにこういう事が起きる。
ふとがね金太 / 女はMissを許さない
ツイストのふとがね金太のソロ。「男たちよ 恋のイロハを勉強せー」の歌い出しが爽快なロックンロール。コミカルな歌い出し以外は割と二枚目ロックンロールなのがふとがね金太っぽくて良い。名曲。
城みちる / イルカにのった少年
広島のローカルタレントとして今も活躍しているらしい城みちるの最大のヒット曲。アレンジ、歌詞、メロディ、どれをとっても文句なしの名曲。「君に君に会うためやってくる」のくだりは失神しそうに素晴らしい。これだけの大ヒット曲なのになかなか百円箱では見かけない。
大信田礼子 / 女の学校
セクシーグルーヴ歌謡の大名曲が百円で!まあジャケ無しだからなんですが。ジャケはネットで拾った画像をプリントしたものです。
DUB MASTER X / DUB WA SELF REMIX vol.8
1996年発売のDUB MASTER X による松田聖子「あなたに逢いたくて」のブートリミックス7インチ。結構高値で出してる店もあるのに、なぜか百円箱に。これだからレコードはわからない。
菅野政敏/棚の上に置かれた望み
今回の目玉はコレ。フォーク歌手として分類される菅野政敏によるジャズ歌謡。めちゃくちゃカッコいい。アレンジは萩田光雄。少年隊の「まいったネ、今夜」あたりと合わせて掛けたい。ジャケデザインも色づかいがどことなく今っぽい。そもそもさほど高いレコードではないが、白盤のほとんど針を落とした形跡のないピンピンの状態。なぜこれがジャンク扱いなのか。