猟盤日記20170729
仕事終わりで高円寺レア。なかなかタイミングが合わずに行けなかった100円市へ。
店頭にずらりと並んだエサ箱を無心で漁る人々。夕方だったので掘りつくされた後だろうと覚悟していったが、なかなかの充実ぶりだった。以前にそれなりの価格で入手した盤が続々出て来てちょっと落ち込んだりもした。安レコの醍醐味は「100円だったら買ってもいいかな」というレコに積極的に手を伸ばし自分の興味の世界を広げることにあるので、気になる盤は手当たり次第に抜いていく。
5110BAND「CRY CRY CRY」
井上忠夫(大輔)率いるテクノポップバンドの7インチ。B面がバグルス「ラジオスターの悲劇」をまんまパクっている。
葵テルヨシ「かんじる10代」
ジャニーズ所属の葵テルヨシデビュー盤。作曲は筒美京平。B面のファンキー歌謡「ハートはもらった」も素晴らしいダブルサイダー。
山下久美子「とりあえずニューヨーク」
こちらも筒美京平もの。歌詞は近田春夫。どちらかというと近田春夫色が強い。
ピンクレディ「ジパング」
100円箱にありそうで実はあまりない一枚。B面の「事件が起きたらベルが鳴る」の、過剰ともいえるアレンジがとにかくカッコいい。海外進出直前に作られたからなのか、「ピンクレディらしさ」がメタ的に捉えなおされている感じもある。
Mie「More More」
ピンクレディつながりでもう一枚。解散直後の時期にリリースされた宇崎竜堂によるセクシーディスコ歌謡。ゴージャスなアレンジが素晴らしい。
南野陽子「吐息でネット」
言わずもがなの名曲。意外と100円箱では見つかりにくいのでこの機会に抜いておく。聴き直してみると、ずっと聴いていられるくらいの名曲。