猟盤日記 20180307
妻が事あるごとに「自分の好きなレコードばかり買っていないで私が好きなこの曲のレコードも買え」と鼻唄を歌ってみせるのだが、一体何の曲なのか皆目判らなかったが、先日ふとした事から判明したので購入してみた。
Hamilton, Joe Frank & Reynolds/Don’t Pull You Love
100円箱でおなじみの「ダンヒルシリーズ」の1971年作。どこかで似た曲があったはずと考えていたら稲垣潤一の「1ダースの言い訳」のサビがこの曲と良く似ている。B面はなかなかカッコいいファンクインスト。
V.A./ベストヒットアニメーションシリーズ
「男どアホウ甲子園」「赤き血のイレブン」「キックの鬼」「アパッチ野球軍」という濃い口スポ根アニメ主題歌4曲入りEP。「俺たちゃ裸がユニホーム」という汎用性の高い歌い出しの林恵々子「アパッチ野球軍」を長らく探していたが、オークションでも高値で諦めかけていた所、安値で発見し確保。
奥田圭子 / クレッシェンド
氷室&布袋参加の「プラスティック」収録の人気盤。レアシングル曲も収録した再発CDが出るまでは万単位での取引もあったらしいが、このレコードは白盤の美品ながら安く買えた。「地下鉄におけるスタンリー・キューブリック的考察」をはじめ多くの曲は秋元康&一風堂の見岳章コンビで、良質なニューウェーブ歌謡が揃っているので、これからレコードも値が上がりそう。ジャケのアンニュイな感じも80‘sぽくて良い。