猟盤日記20170304

仕事のトラブルが重なった土曜日の午後、精神の安定を求めて神保町タクトへ。100円箱はどこの店もシブがき隊とかアルフィーとか松本伊代なんかに占拠され個性がないのだけれど、この店の100円箱は数は少ないながらも顔ぶれに個性があって楽しい。当たりを引く確率も高い気がする。今日は2枚抜いた。

その一枚がブレッド&バター「今はひとり」。

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いわゆるニューミュージックなのだが、特色あるボーカルとメロの美しさで不思議と古びることがない。

店内奥に移動して7インチをじっくりとディグ。いつも人が多くて長く見ていられないのだけれど、今日は久々に全部チェック出来た。ここから3枚。

チューインガム「ゴリラの歌」。

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女性2人のフォークデュオで、いわゆる世界音楽祭系らしいのだけれど、ボンゴで始まるイントロから、ハーブアルパートっぽいA&M感溢れる展開が素晴らしい。そこそこ有名なレコードらしいのだけれど全く知らなかった。初遭遇でジャケにグッと来てしまった。「ふたごのモンチッチ」と組み合わせるのも良さそう。

西口久美子「きみは春告げ鳥」

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季節ものとして持っておきたい一枚。80年代化粧品CMソング感に溢れていてこの時代にしか存在しえない音という感じか。

浅丘ルリ子シャム猫を抱いて」

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和モノボッサのリイシュー名盤だが、値段がちょい高くて手が出なかった。少し安いものがあったので満を辞して購入。春っぽくてこれからの季節に合いそう。

ネット購入したポンキッキLP「カンフーレディー〜タヌキの赤ちゃん」

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盤の値段が安かったのでポチったら送料が高くて結局相場並の価格。しかしカンフーレディー以外にもいい曲が多くて満足。特筆すべきはA4の高木英一「すいちゅうサーカス」。歌詞はもちろんボーカルの歌い方や声までもさかなクンぽいのに驚く。B1のビックリエレクトリックカンパニー「おふろのかぞえうた」も汎用性が高そうだ。