猟盤日記20181218

久しぶりにDiscogs使って購入した盤が届いた。

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Flight Facilities/Down to Earth

オーストラリアのエレクトロニックデュオによる2014年発表のアルバム。2010年の大ヒット曲「Crave You」収録。国内でさんざん探しても見つからず、リリース時におとなしく買っておけば良かったと後悔しきり。

猟盤日記20181208

以前ユニオンで見つけて買おうとしたのだけれど、念のためヤフオクをみたら安く出ていたので、最低価格で入札したら無事落札できた一枚。

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Jorge Ben / Jorge Ben

ブラジルを代表するアーティストであるジョルジュ・ベンジョールによる1969年のアルバム。収録されている「Take it easy, my brother Charles」を最初に聴いたのは、クルーエルレコードのコンピ「Hello Young Lovers」に入っていたカヒミ・カリイによるカバーバージョンだった。当時はアストラット・ジルベルトのカバーだと伝え聞いていたのだけれど、随分と後になってからジョルジュ・ベンがオリジナルである事を知った。女性のウイスパーボイスで聴くのも良いけれど、やはりこのオリジナルが最高だと思う。

 

猟盤日記20181202

怒涛の仕事ウィークが終わり納品終えたその足でレコ掘りへ。HMV新宿を覗くもあまり成果なし。ユニオンレコードでいきなり探してたレコードに遭遇。

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Flatellis/Costero Music 

グラスゴーの3ピースバンドのデビュー作で大ヒットアルバム。最近の曲というイメージだったけどもう10年以上前だ。アップルのCMにも使われた「Flathead」は、パーティチューンとして強力すぎるのでアナログ確保。

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小泉今日子 / Koizmix Production Ⅳ

すっかり高額盤になった「Fade Out 」収録。こっちのアレンジの方が良いような気がする。フリッパーズギター(!)のプロデュース曲もボッサテイストで良い。

和モノ棚を覗いていたら声を掛けられ、誰かと思ったらやる夫さんだった。Mix作りに行き詰まりネタを探していたとの事。某和モノレゲエの7インチを手にしておられた。それなりに高い盤だったが「これからもっと上がるのでこのあたりで確保する」との事。やはり世界遺産は違う。などとレコード話をしながら掘っていたら、私の掘ってる様子を見てやる夫さんがオススメ盤をセレクトしてくれた。。やる夫さんがMixに使ったという盤との事。

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V.A. / OTTO GP series Quasonic Stereo Record 

サンヨーの4chステレオセットのサウンドチェックレコード。サウンドチェック音源のRichard Pine「レフト・ライト」がナレーション含めてかなりヤバい。

その後、紀伊国屋の上へやる夫さんと行くが、あまり成果なし。握手でお別れした。

 

 

猟盤日記20181113

神田Extraweltで松野肇さんが掛けていたのを聴いて、その場で速攻ヤフオク入札&落札した一枚。

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南こうせつ / かえり道

かぐや姫解散後の75年発表のソロアルバム。松野さんが掛けていたのは細野晴臣林立夫鈴木茂らティン・パン・アレイ勢がバックを務める「マイ・ダーリン」。とにかくめちゃくちゃカッコいい。他の曲はさして期待もしていなかったが歌詞やメロディは四畳半フォークそのままだが、サウンドが良くて全く古さを感じないのに驚いた。こういうレコードを押さえている松野さんの才能には敬服するしかない。

 

猟盤日記20181108

仕事でLAに滞在。完全に自由時間のないハードスケジュールだったのだが、小さなトラブルから街中で10分程の空き時間が出来たので集合場所から2分の所にあった「AS THE RECORD TURN」というレコ屋を覗く。

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おばちゃんが一人でやってる店で入るなり探しているジャンルを訊かれたが、「いろんなレコードがみたい」と告げると、「ここがジャズでここがR&B、それ以外はこの辺。グッドラック!」とザックリした案内。ざっと見たところR&BにはJBとかが、ラテンにはセルメンとバーデン・パウエル、エレクトロニックのコーナーにはMOOGものが充実していたが、どれも日本より遥かに高い。何も買わず帰るのもなんだか悔しいのでとりあえずここは安レコでお茶を濁そうとこちらの一枚。

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V.A./SoundEffects vol.15

この店で一番安いであろう一枚。ライブラリーレコードだが音楽ではなく効果音集。日本では100円レコ箱にありそうなやつだが結構なお値段だ。

急いで戻らないといけないのでおばちゃんに渡すと、5ドルまけてくれたが、それでも高い。よく見るとレジ横に「Take Free」と書かれたレコ箱が。聞くと一枚だけタダで持っていっていいということらしい。目に付いた顔ジャケを掴んでおばちゃんに渡す。

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Bobby Sharman / Greatest Hits

「イージー・カム・イージー・ゴー」などのヒット曲で知られる男性アイドルポップスシンガー。日本でも人気だったらしくチューインガムのCMなどに起用されていたらしい。

 

 

音盤消費組合 RE-COOP vol.6

音盤消費組合 RE-COOP vol.6

2018/11/23 (金・祝) 高円寺コネクシオン 17:00–23:30

charge free/drink order

投銭制(500円以上の投銭で駄菓子食べ放題)

スペシャルゲストDJは珍盤亭娯楽師匠!

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音盤消費組合はレコードやCDなどを日夜購入し続ける音盤消費者のためのユニオンです。「購入した音盤はDJプレイによって広く共有されなければならない」 という理念の元に活動しています。今回は珍盤亭娯楽師匠をゲストに招いての開催。また巷で話題の2人が激突するB2B企画「けろ山 VS ブーマー先輩」も決行します。22時からのB2Bは参加自由、音盤を抱えて来たれコネクシオン(Vinal,CD,8cmCD推奨)

 


Special Guest DJ 珍盤亭娯楽師匠

音頭、祭り唄からコミックソングまで、オリジナルスタイルでMIXする和モノDJのイノベイター。DJの常識を超えたそのパフォーマンスは観るもの全ての度肝を抜く。『珍盤亭娯楽師匠のレコード大喜利』などのディスクガイド執筆やTBSラジオ伊集院光とラジオと」でのアレコードコレクターとしての出演など、様々なメディアで活躍。

 


DJ‘s

けろ山/ブーマー先輩/リッケン/なべこ/トーキー眼科/DJダンボール/西山亮/みそぎ“jazz”落とし

 


Food

コネクシオン特製カレー(¥890)※数量限定

 


Time Table

17:00 みそぎ“jazz”落とし

17:30 リッケン

18:00 なべこ

18:30 けろ山VSブーマー先輩

19:30 西山亮

20:00 DJダンボー

20:30 トーキー眼科

21:00 珍盤亭娯楽師匠

22:00 B2B

(23時30分 終了予定)

 


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猟盤日記20181103

レコードの日関連のイベントが都内各所で催されていたが、メール待ちつつ処理するという仕事をせねばならず臍を噛む思いをしていたのだけれど、夕方になって長めの待機時間が出来て、思い切って下北沢のレコードマーケットに出かけてみた。

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着いた頃には日も落ちて、もう何も残ってないんじゃないかと思いつつケージに向かうと、まだまだ大勢の人がレコードを掘っていた。何軒か回るもあまり芳しくない。しかしクボタタケシさんの箱を覗いてみたら欲しい盤が安値でザクザク入っている。しかし財布には千円しか入ってない。欲しい盤を端に寄せて急いで銀行に走って戻ると、他の客がザクザク抜いており顔面蒼白に。冷や汗をかきながらとなりの箱を掘ってるふりをして様子を見ていたが、自分が狙っていた盤は全部残っていて胸を撫で下ろす。

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明石家さんま / Bigな気分

明石家さんまの爽やかAORな名曲。イントロの口笛のようなシンセが空に抜けて行くような爽快感。マイケル・フランクスを意識したジャケのLPは持っていてDJで何度も使っていたが、やはり7インチで欲しい。200円なら買うでしょ。「ミスターアンダースロー」に続く大阪ガスのCMソングだったように記憶している。当時はアイドルのような存在だった。

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森高千里 / NEW SEASON 

高値で取引される事もあるレコだが、クボタタケシ氏さすがの適正価格。森高千里のデビュー曲で、シーラEを意識してパーカッションを演奏しながら歌うミネアポリスサウンド歌謡。まっすぐな声で歌い上げるサビ「秘密のホリデー 夢に終わって」はいつ聴いても何か込み上げてくるものがある。

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斉藤由貴 / 夢の中へ

日本のハウス歌謡の先駆け的な曲で、編曲は崎谷健次郎が手がけている。アレンジは今聴いてもカッコいい。CD移行期でレコードがレア化している事もあり、高騰しがちだが市場価格よりもかなり安くて、なんでだろうと思ったらレンタル落ちでジャケのシール後をカラーペンで塗って誤魔化していたからだった。盤の状態はそれほど悪くない。

となりのMACKA-CHINさんの箱からも2枚。

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ビートたけし&たけし軍団 / ロンリーボーイ・ロンリーガール

ビートたけしの名曲7インチ。意外と見かけないので確保。これもサビの歌い上げが最高。B面の「四谷三丁目」も使えそうなナンバー。

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ゴールデンハーフ / チョットマッテクダサイ

サム・カプーのオリジナルアレンジに近いカタコトハワイアンの名曲カバー。200円なら買うでしょ。よく考えてたら座っていたのがマッカチンさんご本人だった事に気づいた。

とりあえず下北沢ユニオンをチラッと覗いて帰ろうとしたら長年のウォント盤がかなり安く出ていた。

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安岡力也 / ホタテのロックンロール

ひょうきん族」の人気キャラだった安岡力也扮するホタテマンのキャラソン内田裕也の「マンジョキロックンロール」の替え歌カバーで、プロデュースも内田裕也が手がけている。歌が上手くて声がいいので、どんなにふざけようとも名曲になってしまうのがズルい。安値の理由はジャケ折れと盤ソリ。ソリが激しいような気もしたが、試聴したらギリ大丈夫なレベルだった。

振り返ってみると無意識のうちにひょうきん族案件率が高くなってしまっていた。