猟盤日記20190413

Record Store Day に珍しく早く目が覚めたのでHMV渋谷へ。9時過ぎに到着したら入場制限がかかっていて店内にも入れない。30分ほど並んでやっと入れたが、2Fに向かうもお目当ての盤は無くなっていた。1Fに戻って7インチ一枚持って会計の列に並ぶが、レジにたどり着くまで1時間。

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フラワー・メグ / ベッドにばかりいるの

伝説のゴーゴーガール、フラワー・メグのデビューシングルの再発。小西康陽選曲の「夜のミノルフォンアワー」にもジャケ写が使われていたので印象が強い。曲も改めて聴いてみると歌詞も含めてとてもピチカートっぽい。封入のヌードピンナップも再現しているのが芸が細かくて良い。

店を出てユニオンに向かうとまだオープン前で、整理券を配っている店員さんに探している盤が入荷しているかたずねると地下のクラブミュージックコーナーにあるとの事。整理券をもらってみたら5番目だったので期待を胸に開店を待つ。

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Alice Clark / Alice Clark

アリス・クラークが残した唯一のアルバムで、アシッドジャズムーブメントの流れで発掘され注目を集めた一枚。ジャズレーベルから発売されていてジャケの雰囲気からもマニアックなソウルをイメージさせるが、内容は歌謡曲にも通じるような「ベタ」なわかりやすさがたまらなく良い。世界各国でリイシューが発売されたが、今回が初の公式リイシューとの事。発売当時バンドメンバーがクレジットされておらず色々な臆測を呼んでいたが、今回は20ページのブックレット付きでバンドメンバーのクレジットはもちろん、レコーディングに関わった人々のインタビューも収納されて、長年の謎を解明するジャーナリスティックな作りになっている。