猟盤日記20180424

ヤフオクで長らく探していた盤が立て続けに出品。ちょっと自分としては高めではあったが、機会を逃したくなかったので気合で落札。

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アーティスト不明 / おまつりサンバ

長崎屋のセール用ノベルティレコード。CMソングだったりしたのだろうか。ムード歌謡ぽいい哀愁味を帯びたメロディとナンセンスな歌詞、そしてディスコサンバ!どの現場で掛かってもアガってるキラーチューン。B面の「Down Down Rock」はちょっとティンパンアレイっぽい。アレコードとして紹介されていたり、和ラダイスガラージの定番曲だったり、近年つとに有名になったレコードで、ヤフオクでも競合いが激しくすぐに高値になってしまい、自分が手に入れるには難しいだろうと思っていた。今回の出品では盤の状態に関する情報が皆無で、ノークレームを必要以上に強調する出品者だったからか、入札者が他に現れず、相場よりも休めに落札となった。盤質も申し分なく、良い取引になった。

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弘田三枝子 / ミスターシャドー

1980年発売の7インチ。B面の「Body Talk」がシティポップの大名曲。作曲の高木エリカは本人の変名らしく本当に天才的なシンガーだったことがわかる。60年代は「ヴァケイション」のカバーに代表されるパンチの効いたボーカル、70年代は「人形の家」のようなしっとり暗めの歌謡曲で一斉を風靡。その後渡米して80年に帰国再デビューとなるのがこの曲。この4年後あたりに横浜の野外ジャズイベントで弘田三枝子のライブを観たのだが、その時なぜか会場にいた河上幸恵からサインをもらったのが良い思い出。