猟盤日記20170318
唐突にShaggs「世界哲学」のアナログが欲しくなり、渋谷でユニオンやらHMVを探すが見つからず。すぐそばにマニュアルオブエラーズSONOTAがあることを思い出した。
Webサイトは定期的に見ているものの、行ったことはなかったので初訪問。
世界哲学はすぐに見つかったが、ちょっと手の出る値段ではなかった。しかしせっかくの初訪問なので1枚1枚じっくり見ることにした。こういう店は貴族価格になるのは致し方ないので、ジャケ鑑賞のつもりで買わずに済ませたいと思っていたのだが、Phil Mattoson & P.M.singers「Setting Standards」をお手頃価格で発見。ここ何ヵ月か買おうかどうか迷っていたのでこの期に購入することに。
一曲目の「New York Afternoon」がとにかく素晴らしい。全体的にはマンハッタントランスファーっぽいが、さらに抑制が効いている感じがとても心地いい。
7インチのシャピシャポもあってかなり欲しかったが、到底買える値段ではなかった。いつか貴族にでもなれたら買ってみたい所だ。
ノアビルを降り坂を登ってFace Records へ。7インチとかを中心に見るが特に大きな動きはない。
時間があったのでLPを見ていると草刈正雄「ファースト」が500円で売られていた。
前田憲男と鈴木邦彦のコンビでアレンジもメロも最高。B面は正雄のシャウトがオンパレードで汎用性が高そうだ。市場価格がどれくらいなのかわからないが、まあ買うでしょう、これは。
飲みの約束があり池袋に移動。早めに着いたので「何も買わない」と心に誓いつつココ池で時間を潰すことに。
100円箱もかなりクオリティが高く心が折れそうになったが何とか耐え、7インチ新着もなんとか無事にやり過ごした。しかし新着LPでとんでもない奴にぶつかってしまう。
店頭プロモ用の「テレビまんがオンパレード」が500円で売られていた。ポップにも書かれていたが7インチではとんでもなく高額になっている火曜サザエさん堀江美都子主題歌がコンパイルされている。ゴレンジャーもライディーンもこのご時世500円では手に入らない。「ラ・セーヌの星」はカタコト歌謡としても使えるし、ドラムブレイク満載の「ビューナスAの歌」はやさぐれ感が大友裕子あたりとも相性が良さそうだ。
やはりアニメものはジャケイラストの有無で価格に大きな差が出るということなんだろうか。この作品のタイトルロゴを配置したジャケもヨドバシカメラの紙袋感があって十分に味わい深いと思うのだけれど。
その後は、聚福楼にて羊の背中をいただきましたよ。