猟盤日記20170110
新宿で打ち合わせ後、アルタのHMVへ。全体的に割高感が強くて手が出ずに、1枚も買わずに店を出る。色割引きで1000円以下半額の張り紙があったのを店を出ようとした時に気づいたが、時間切れで時すでに遅し。
100円箱以外を見る時は、なるべく買わずに済ませたいという気持ちがあるのだけれど、1枚も買えないというのはそれはそれでさみしい気もする。買わないと心に誓いながら漁って、それでもなお欲しくなる盤に出会えるのが醍醐味と言おうか。
帰宅したらネット購入した大場久美子「スプリングサンバ」と、レコードコンビニで聴いた大友裕子「手切れ金」が届いていた。どちらも状態よくて満足。1枚は浜松の音吉プレミアムから買ったが、いつか実店舗も訪ねてみたい。
猟盤日記20170106
大場久美子の「スプリングサンバ」を探しに神保町のタクトに行くが、7インチの棚は老紳士たちに占拠されており中々手が出せない。帰ろうとした所、店頭に7インチの100円箱があることに気づく。「スプリングサンバ」は無かったがフィンガー5「名犬ラッシー」井上順之「涙」など3枚抜いて購入。
その後、富士レコード社を覗くと大場久美子アンソロジーはあるがちと高い。神保町ディスクユニオンに行くがやはり見つからない。ここでは江利チエミ「酒場にて」を1枚抜く。B面の前田憲男アレンジの「陽気なスージー」狙いで。
歩いてお茶の水のユニオンに移動。7インチ箱がやたらと高額盤ばかりだったが、100円箱はいつもより充実してる印象。ヤン・シスターズ「子供過ぎる彼」やロウィナ・コルテス「小さなマリリン」など7枚抜いて購入。
その後、お茶の水レアグルーヴ館も覗くがこれといった収穫なし。結局「スプリングサンバ」は見つからずじまい。
猟盤日記20170105
仕事の合間に新宿のディスクユニオンをはしご。何枚か気になるものもあったのだけれど、結局1枚も買わなかった。ソニア・ローザのアルバムとか探してたものとかは買っとけば良かった気もするが、買わないこともそれはそれで重要だと思うのだ。
Mixcloudで高校生が作ったという和モノミックスを聴いたが、選曲も構成もテクニックも文句のつけようのない内容だった。自分とかはやはり自分の当時の記憶を頼りに買っている所が大きく、知らぬうちにある種の文脈に囚われてしまっていたりするのだが、彼の場合そういうものから全く自由なのが羨ましい。
猟盤日記20170104
渋谷某所で打ち合わせの前に10分程時間があったのでHMVを覗いてみたら、7インチ新入荷箱を触りはじめてすぐに佐川満男「フランス人のように」を発見。ヤフオクよりもはるかに安い。スリーブにマジックで色々書き込みがあるが、まあそれも味ということで。試聴したら結構ノイズが激しかったが、時間もなくとりあえず購入。帰宅後水拭きしたら音は蘇ったので一安心。
打ち合わせ後、レコファンのエレベーターホールで100円箱を漁る。追加されて間もないタイミングだったのか、普段見かけない顔触れで嬉しくなる。
14枚抜いたが4枚リリースして10枚500円で購入。
小堺一機「ムーンライトシィンギング」は発売当時買おうか迷って買わなかった1枚だったことを思い出した。これを所有している自分を想像するとむず痒いような気持ちになったからだ。今回は何の迷いもなく購入。やっとこのレコードに相応しい人間になれたということだろうか。「フランス人のように」にも相性が良さそうなジャジーなポップス。
時任三郎「ウェディングリバー」は本人主演の映画「俺っちのウェディング」の主題歌だと思いこんでいたが、永島敏行主演の「ロングラン」の主題歌だった。テレビで深夜に放送されていたのを観たのか、劇場で観たのか記憶が判然としない。
和田アキ子「夜明けの夢」はB面の「翼もないのに」が最高だった。「Nothig from Nothing 」から繋げられそうな多幸感ある一曲。ジャンプ・アップ・アッコというのはTV番組なんだろうか。
沢竜二「遺書」はA面は勿論だが、B面の「男のためいき」も最高。
猟盤日記20170102
近所のハードオフで初掘り。ジャンクコーナーの7インチはほとんどがジャケ無しか裸盤ばかりになっていた。非ジャンクコーナーの7インチが増えていたので、ジャケのあるものはほとんど値上げしたのかもしれない。
3時間でジャケ無し7インチを2枚、裸盤7インチ1枚、LPを1枚抜いた。17%オフだったので全部で200円ぐらい。
「少年徳川家康」はアニメの主題歌。ナレーションが良い感じ。
「ウッディランド」は松下電器の家具調テレビのノベルティレコード。作曲は小林亜星。
LPは少年隊の「マジカル童謡ツアー」。なんとなく買ってみたが、20年ほど前に人から勧められたレコードだったことを思い出した。ラテンアレンジの「村まつり」が最高。大場久美子の「スプリングサンバ」から繋ぎたい。
LPを掘っている時に、間に挟まっていた裸盤が根津甚八の「ゆきずり」。このタイミングで出会ったのも何かの縁と思い購入。B面も最高だった。
抜けた枚数は少ないながら、悪くない成果だったように思う。
旋盤日記20161231
電車を乗り継ぎ都内某所のレコードコンビニへ。岸野雄一氏と秘密博士による「第2回輝け!紅白レコード大賞歌合戦」を観覧する。店内にどこかで見たことのある老紳士がいるなあと思ったら、ゲスト審査員のさいたまんぞう氏だった。山田参助氏や北村早樹子さんもゲスト審査員。鏡五郎「俺とどんチッチ」大友裕子「手切れ金」など素晴らしいレコードの数々を拝聴。
終了後高円寺に移動しコネクシオンへ。
MXの「おママ対抗歌合戦」の行く末を見届けてからブースをお借りしてレコードを廻す。去年購入したものの掛ける機会がなかったレコードの供養も込めて2時間40曲の大ロングセット。
家に戻るとネット購入したレコードが2枚届いていた。どちらも長年欲しかったレコード。次のイベントで早速掛けたいと思う。
猟盤日記20161222
沖縄旅行に来ているのだけれど、せっかくなのでレコード屋を覗いてみようと考え探してみたらマンガ倉庫という店にレコードが集まっているということで行ってみた。それほど長い時間はとれないので7インチ箱だけに絞って覗いてみたが、顔触れは多少東京のそれとは違うものの、すっかり掘りつくされた跡のような印象。包装がしっかりし過ぎでスリーブが覗けない。値付けも結構強気。東京の100円レコを180円くらいで売ってる印象か。中川レオ「かもねぎ音頭」、ジョイベルス東京「青春の夜明け」、シルヴィ・バルタン「恋人時代」など6枚抜いて1200円。悪くはないがときめきも正直少ない。