猟盤日記20180602

気持ちの良い土曜日の午後、東陽町ダウンタウンレコードへ。この店は自分にとって探していたレコードが見つかる店というわけではないが、聴いたことのないジャンルやアーティストのレコードと出会える場所で、自分の生活圏からは離れているものの、とても大切なお店のひとつ。すべてのレコードを店主が試聴してから並べるという主義らしく、買い取ってもまだ店に出せていないレコードが山のようにあるらしい。安いレコードにも店主の手書きポップがついているし、ソファでゆったりと試聴出来るのも良い。

f:id:yotuashi:20180605112033j:image

La Nuevo Banda De Sabtisteban / Sabor A Fresa

スペインのピアニスト、アルフォンソ・セバスチャンによる女声スキャットジャズ。2009年のリイシュー盤らしい。これを「山下毅雄の『プレイガール』に企画中止になった続編の未使用トラックが発掘され急遽リリースされた」とか言われて聴かされたら信用してしまいそうな内容。

f:id:yotuashi:20180605114132j:image

Tレックス / メタル・グウルー

T-REXの名曲の日本盤7インチ。ジャケデザインがすごくいい。状態も良いのにお買い得価格。良心的な価格もこの店の信頼出来る所。

店主に6/9(土)のイベントのフライヤーを置いてもらえませんかとお願いしたら快く引き受けていただいただけでなく、「イベントの成功を祈ります」とのお言葉も。感謝しかありません。

f:id:yotuashi:20180605115327j:imagef:id:yotuashi:20180605115346j:image

そのまま散歩がてらに森下まで歩いて活版印刷所の経営する立ち飲み「RHYTHMS and Betterpress」を初訪問。ここでなんと音盤消費組合の組合員2人と偶然遭遇。ビールを飲みながらポップコーンをつまんでレコード話を。そのまま一緒に両国RRRで開催中のレコードフリマへ。店の前では6/9のイベントにも出演してくれる名人くんにも遭遇。

レコードフリマでは7インチの安レコを2枚。

f:id:yotuashi:20180605120308j:image

原田知世 / 太陽になりたい

珍盤亭娯楽師匠出品の箱から。1988年発売の疾走感溢れるロックナンバー。中村保夫さんがコンビニDJで掛けていて知ったのだけれど、和ラダイスガラージでも良くかかっていたらしい。B面の「本日晴天」も爽やかで良い。

もう一枚は野勢かおり「上州湯の花音頭」。こちらは高円寺コネクシオン店主小池さんへの献上品なので、高円寺に向かう方に託して届けていただいた。コネクシオンで定期開催されている群馬県民イベントで活用していただきたい。

その後、レコードコンビニに寄った所、店長より「明日のコンビニDJのアフターパーティで回しませんか?」との嬉しいお誘いをいただき、急いで帰って選曲をはじめる。