猟盤日記20170102

近所のハードオフで初掘り。ジャンクコーナーの7インチはほとんどがジャケ無しか裸盤ばかりになっていた。非ジャンクコーナーの7インチが増えていたので、ジャケのあるものはほとんど値上げしたのかもしれない。

3時間でジャケ無し7インチを2枚、裸盤7インチ1枚、LPを1枚抜いた。17%オフだったので全部で200円ぐらい。

「少年徳川家康」はアニメの主題歌。ナレーションが良い感じ。

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「ウッディランド」は松下電器の家具調テレビのノベルティレコード。作曲は小林亜星

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LPは少年隊の「マジカル童謡ツアー」。なんとなく買ってみたが、20年ほど前に人から勧められたレコードだったことを思い出した。ラテンアレンジの「村まつり」が最高。大場久美子の「スプリングサンバ」から繋ぎたい。

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LPを掘っている時に、間に挟まっていた裸盤が根津甚八の「ゆきずり」。このタイミングで出会ったのも何かの縁と思い購入。B面も最高だった。

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抜けた枚数は少ないながら、悪くない成果だったように思う。

 

旋盤日記20161231

電車を乗り継ぎ都内某所のレコードコンビニへ。岸野雄一氏と秘密博士による「第2回輝け!紅白レコード大賞歌合戦」を観覧する。店内にどこかで見たことのある老紳士がいるなあと思ったら、ゲスト審査員のさいたまんぞう氏だった。山田参助氏や北村早樹子さんもゲスト審査員。鏡五郎「俺とどんチッチ」大友裕子「手切れ金」など素晴らしいレコードの数々を拝聴。

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終了後高円寺に移動しコネクシオンへ。

MXの「おママ対抗歌合戦」の行く末を見届けてからブースをお借りしてレコードを廻す。去年購入したものの掛ける機会がなかったレコードの供養も込めて2時間40曲の大ロングセット。

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家に戻るとネット購入したレコードが2枚届いていた。どちらも長年欲しかったレコード。次のイベントで早速掛けたいと思う。

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猟盤日記20161222

沖縄旅行に来ているのだけれど、せっかくなのでレコード屋を覗いてみようと考え探してみたらマンガ倉庫という店にレコードが集まっているということで行ってみた。それほど長い時間はとれないので7インチ箱だけに絞って覗いてみたが、顔触れは多少東京のそれとは違うものの、すっかり掘りつくされた跡のような印象。包装がしっかりし過ぎでスリーブが覗けない。値付けも結構強気。東京の100円レコを180円くらいで売ってる印象か。中川レオ「かもねぎ音頭」、ジョイベルス東京「青春の夜明け」、シルヴィ・バルタン「恋人時代」など6枚抜いて1200円。悪くはないがときめきも正直少ない。

猟盤日記20161218

電車を乗り継いで埼玉へ。東武東上線の柳瀬川のラーメン店・麺屋まつ本で行われた「柳瀬川ブロックパーティー」。何回か前からB2Bユニットとして出演しているDJフクタケ&DJ aLiveを狙ってオープンから訪問。ご両人のB2Bを聞きながら、炙りチャーシューをつまみにビールを飲むのが天国すぎる。この両者はテクニックももちろんだけど、掛けるレコードの一枚一枚が強いのに驚かされる。沢たまき「東京プレイマップ」や「レッツゴーサザエさん」なんかに混じってチャクラの「まだ」とか掛かって、泣きそうになる。ファンクっぽい河内音頭は全く見たこともないレコードだったけど、有名なレコードなんだろうか。ラストはフクタケさんがサニートーンズ「恐怖の町」を掛けて、自分としては超タイムリーで大満足。このパーティは地元のDJやラッパーたちも参加しておりそれも実に良いのだけれど、今回は諸般の事情で早々に離脱。

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せっかく東武東上線まで来たので沿線のレコ屋にいこうと思い、ときわ台の高田書房へ。店構えはいわゆる街の古書店なのだけど、扱うレコードの量もジャンルも豊富な印象。しかしガッツリと猛者の掘りの入った後だったのか、なかなか厳しめの掘りになった。大場久美子「キラキラ星あげる」など3枚ほど抜いて退散。
ナタリーでNegiccoのMeguとリリスクのayaka、最近復帰した中島愛のレコード鼎談で、中島愛ハードオフと思しき店でジャンクコーナーのレコ漁りをしているとの記事を読む。新宿ゴールデン街BPMに行った時にも、まめぐがかなりのアイドル歌謡マニアだという話は聞いたのだけれど、やはり本物だと再認識。
刺激されて久々に近所のハードオフに向かう。ジャンクの7インチ箱を覗くと何ヵ月か前の顔触れと全く変わっていない印象で、ちょっと失望。期待せずに掘っていると長らく探していた少年隊「まいったネ今夜」を発見。その後も盤だけの裸レコながらザ・ダイナマイツ「トンネル天国」、ブロンドオンブロンド「ワンサカ娘'78」など続々と掘れた。JBの「セックスマシーン」33回転7インチEPの裸レコも見つかった。レア盤という訳ではないけれど、50円で買えるレコではない。ここの店はレコ好きよりネット転売目的っぽい人が多いのか、裸レコは放置されていることが多いようだ。前にもDr.Bazzers Original Savanna BandのLPや岡本舞子「愛って林檎ですか」も裸レコで見つけたことがある。しかし何と言ってもこの日の極めつけは中川浩夫とアンジェラス「ヨコハマ物語」の自主制作盤を見つけたことだろう。しかもスリーブも盤もかなり状態が良かった。結局14枚も抜けて大勝利だった。

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気を良くして渋谷に移動し、なんとなく入ったディスクユニオンで、ここ2年くらい探していた Hector Rivera「I Want A Chance For Romance 」の7インチが驚くような安値で売られていて思わず大きな声を出してしまった。
これで今年のレコ運は尽きたかもと思いながら帰路につく。

猟盤日記20161215

昨日渋谷レコファンで買った100円箱レコードの内、西郷輝彦「星娘」はソリが激しく使いものにならなかった。最近ようやく気づいたのは、キズや割れよりもソリのダメージの方が大きいという事。以前にヤフオクで落札したJimmy Smith 「The Cat」の7インチは完全に一部が割れていたが「トレースに問題なし」の表記通り、ノイズもほとんど感じないくらいに再生出来る。横浜で安値で買った「ふたごのモンチッチ」は、子供がつけたと思しき酷い傷があったが、爪楊枝で修復したら問題なくなった。しかしソリは針が飛んでしまうのでどうにもならない。ガラス板に挟んでドライヤーを当てるという技がネットで紹介されていたが、うまくいくものなのだろうか。

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最近、三井住友銀行のCMでココナッツディスクが出ていたが、イケメンが仕事帰りにココで盤を漁って、そのままクラブでDJするという内容だった。中古盤を買ったらプレイ前に「水の激オチくん」とかで拭くものなんだが、あのイケメンはプレイ前にちゃんと盤を拭いたのか気になって考えていたら、ココ池に行きたくなったので池袋に向かった。CMの影響なのか店内には若いサラリーマンが2人。7インチを漁りはじめて数秒で浅丘ルリ子「白い旅」を適正価格で発見。思わず「あった!」と声を上げ、隣で掘っていた人から睨まれてしまった。大体どこのレコ屋でも100円箱というのはぞんざいな扱いで、掘っているうちに指が黒くなるなのだが、ココ池は安レコの箱もレコード袋がきれいなものに変えてあったり、ちゃんとコメントつけていたり、レコードへの愛をひしひしと感じる。安いからといって買う側にとって価値が低いとは限らないのがレコードの奥深い所で、そういう事をちゃんと姿勢としてみせるココ池には敬意を表するしかない。「白い旅」を無事購入して店を出た。
その後ココ池アカウントがツイッターリツイートしていた目白の「つけそば丸長」に行こうと思ったのだが、次の予定の時間が微妙だったので、山手線で御徒町へ。
御徒町駅近くの「谷記」へ入ったのだが、ここはどのメニューも飲み物とセットにすると699円になるという店で844円の「白身魚の甘酢あんかけ」を瓶ビールと一緒に頼むとなぜかセットで699円になる狂った金銭感覚の店だ。同じシステムの店が新宿にもあったな。「木耳玉子炒め」をつまみにビールを飲みながら、「白い旅」を適正価格で買えた幸せを噛みしめた。

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家に戻るとヤフオクで落札したBilly Preston 「Nothing from Nothing 」の日本盤7インチが届いていた。日本でリリースされていたことも知らなかったが、イントロのキャッチーな感じとか当時も人気だったのかもしれない。早速ターンテーブルに載せて聴いていたら、娘がやって来て「いい曲だね」と言う。昨日NHKの「SONGS」で斉藤由貴が歌ってた曲が聴きたいというので、「Nothing from Nothing 」から「AXIA~かなしいことり」に繋いだ。「声が変わらないね」と娘。とても美しい声だ。

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猟盤日記20161214

神保町のディスクユニオンを覗くと「怪奇大作戦」のLPが壁に面出しされてて、いま構成を考えているDJセットをサニートーンズの「ギャー」という叫び声から始められたら素敵じゃないかと考えはじめたら居ても立っても居られなかったのだけれど、5000円超の価格の前に断念。

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いくらなら買うんだと言われても良くわからないが、5000円は無理だ。この一枚を無理して買ったとしても、これ以降こんな価格のレコを買い続けることは出来ないから、やはり諦めた方が良いんだろう。

 

斎藤由貴「May」を300円で買うべきか数分迷って、脳内会議の結果「今じゃない」との結果が出て買わずに店を出た。

翌日、渋谷のレコファンにてエレベーターホールの7インチの100円レコード箱を漁る。箱の中はアリスや松本伊代などだいたい常連の顔触れ。フォーリーブスが充実していた。この店に限らず、急に特定のアーティストのレコが大量に投入されることがあって、前回は内山田洋とクールファイブだった。フォーリーブスやクールファイブのファンだった方が亡くなり、遺品整理の結果、こういう所に流れついて来るんだろうか。フォーリーブスの7周年記念盤「見上げてごらん夜の星を」、園まり「逢いたくて逢いたくて」を抜いて箱の隅にストック。ここでは100円レコードを10枚まとめ買いすると半額になるのだが、なかなか10枚抜くのはなかなか難しい。店内に入って新入荷箱を漁るが、釣果ゼロ。最近は新入荷の次には必ず「女性カ行」をチェックする。カ行のとある女性歌手のレコードを探しているからだが見つからず。

店の奥にあるもう一つの100円エサ箱を漁ると菅原進「琥珀色の日々」を発見。ダバダの名曲にこんな所で出逢えるとは。エレベーターホールにストックした100円レコ8枚をピックアップしたが半額まで1枚足りない。10分ほど悩んで中村雅俊恋人も濡れる街角/中村エレキ音頭」を抜いてレジへ。

やはり「怪奇大作戦」があきらめきれず何軒か回るがダメで、ヤフオク検索するもソノシートで6000円超。入手は断念するしかないかと思っていたら、某地方のレコ屋のサイトで「適正価格」で売られているのを発見。しかしこういうのはとっくに売り切れている事が多く、過度の期待せずに問い合わせると在庫ありとの連絡あり無事商談成立。

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