猟盤日記20190408

2000枚補充と聞いてHMV新宿の100円盤巡回。今回は結構厳しめだったがなんとか3枚抜いた。

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野村宏伸 / And I Love Her

松本隆作詞南佳孝作曲白井良明編曲と来ればアーバンなシティポップかと思いきや、野村宏伸のパンキッシュな歌唱スタイルがそれを許さない。B面は小泉今日子も歌った名曲「ウインクキラー」はT-SQUAREの「OMENS OF LOVE」に松本隆が歌詞を付けたもの。イントロはフュージョン感があるが、歌が始まると野村色に染め上げられていくのが凄い。

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井上陽水 / あやしい夜をまって

陽水の81年作。どことなくヴェイパーウェーブ感のあるジャケが良い。サウンドも全く古びた感じがしない。アルバムタイトルはB3の「Yellow Night」はニューウェーブ感全開で歌詞も「あやしい夜をまって あの娘ひとりでエビを食べている」と痺れる。

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Rare Silk / New Weave

AORの隠れ名盤とも言われるレアシルクの83年デビューアルバム。日本盤帯付美盤。ベニー・グッドマンの前座もつとめたマンハッタントランスファーのフォロワー的なドゥワップなコーラスグループ。オリジナルとはジャケが違う。1曲目の New Your Afternoon はリッチー・コール作曲でフィル・マットソンのPMシンガーズもカバーしていた。B1の「JOY!」のハネるヴィブラフォンから始まるアレンジ、間奏のシンセソロがかなりカッコいい。B2の(I Can Recall)Spainはアル・ジャロウの名唱で知られる曲のカバーだが、なかなか負けてない。