猟盤日記20180917

大雨の降る中新宿のユニオンレコードへ。「音盤組合」のトートバックを探しに行ったのだが見つからず黙々とレコ掘り。Theがつくほど王道のシティポップ盤を抜く。

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佐藤奈々子 / Funny Walkin’

全曲が佐藤奈々子とデビュー前の佐野元春の共作で、アレンジが大野雄二という奇跡のような一枚。「サブタレニアン二人ぼっち」の7インチも再発されていて、それはどこでも買える状態になっていたが、やはりアルバムで欲しい。ここ5、6年あちこち探していたが高すぎて買えずにいたが、なぜかこれまで見た中で一番安い価格で売られていた。市場価格の3分の1くらい。帯なしだが、盤質はとても良い。ありがたく買わせていただきました。

7インチも割と充実していた。

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久美かおり/くちづけが怖い

B面の「夜明けの海」がボサノバ歌謡。東海林修のアレンジが、ハープやフルートがドラマティックに展開してとにかく素晴らしい。日曜日にレコードコンビニ主催のイベントでmiharuがB2Bの時に掛けていて、いつか買えればと思っていたが、翌日にしかも結構安く買えてよかった。

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宮原芽映 / 土曜日の夜だというのに

ジャケとタイトルで衝動買い。福岡出身のSSWで、作詞家として土屋昌巳レベッカなどの曲を手掛けた方のデビュー作。歌詞が特徴的で、土曜日の夜なのに出かけずテレビを見ているという、地味な女の子を描いたもので、B面の「VTR」はデビットのショウをビデオ録画するためにテープを買いにいくというもの。このデビットは、ボウイなのか、バーンなのか、はたまたシルヴィアンなのか。