猟盤日記20180831

夏の終わりのレコ掘りは、いつものHMV渋谷のジャンク箱。

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渚ゆう子 / 風の日のバラード

「京都の恋」の渚ゆう子の72年作。ベンチャーズとの競演イメージが強いが、マヒナスターズ経由で浜口庫之助に師事、筒美京平橋本淳コンビの「さいはて慕情」でレコ大受賞と、歌謡界最良の遺伝子を持つ。これも筒美橋本楽曲。A&M調のアレンジが爽やか。

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Mouse & Akira / 見のがしておくれ

布施明のプロデュース&コンポーズによるMouse & Akira 名義の一枚。バンドサウンドを意識したものなのかと思いきや、結構ちゃんとしたラテン歌謡だったのが驚き。

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ロス・インディオス / コモエスタ赤坂

ラテン歌謡といえばこちらも押さえておきたい。意外と100円箱では見つからない一枚をようやく確保。思ったよりもBPM遅い。B面の「ある古い唄の伝説」も目の覚めるような鮮やかなアレンジで最高。

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ハニーナイツ / ふりむかないで

小林亜星作曲のエメロンのCMソング。B面はニューシーカーズ「愛するハーモニー」のカバー。ムード歌謡とカレッジポップスが当然のようにカップリングされているのがいい。そこそこの価格で売られている事もあるが、100円で買うのが妥当。