猟盤日記20180521

焼き鳥の匂いが立ち込める溝の口の西口商店街。飲み屋が軒を連ねる中に一軒古本屋がある。

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明誠書房の存在は昔から知っていたが、ここがレコードを扱っていたことには、何故か気がつかなかった。安売りの文庫やマンガが並ぶ片隅に7インチとLPが入った箱が置かれていた。めぼしいものはなかったが、店内に入るとレコの詰まったダンボール箱が目に入り、「おおっ!」と声を上げて漁ろうとしたら、「それ、まだなんだよ。奥から見て」と店主。奥にはジャンル別になったレコ箱が並んでいた。アニメだけは何故かやたらと高値だが、洋画サントラや洋楽はお買得っぽいものが満載だったが、給料日前なのでグッと堪える。7インチ箱も2、3あってわりと面白いものが入っていたが、価格もそれなりのものが多い。とりあえず7インチの百円盤を一枚抜く。

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太田貴子 / 忘れチャイナの青い鳥

クリーミィマミで人気を博した太田貴子の86年作。作曲編曲が都倉俊一。忘れチャイナというフレーズから中華風歌謡を期待したが、割と王道の80‘sポップス。中国音階も使われていない。アニメ関連という事で高値がついてもおかしくないが、なぜか百円。