猟盤日記20171205
久しぶりに自分の主戦場の一つ、レコファン渋谷のエレベーター前に。ご無沙汰だったせいか、いつもより大幅増の26枚、80年代アイドルものを中心に抜く事が出来た。
中山美穂「ツイてるねノッてるね」「色ホワイトぶれん」
状態の良い中山美穂が集中投下されていたので、こちらの2枚を。松本隆筒美京平と竹内まりや。中山美穂は当時の日本のポップスの最も上質な部分を担った歌手なんだなと。
丸山圭子「あなたにつつまれて」
素晴らしいソフトロック歌謡。状態も良くてとても満足。なぜこのレコが100円箱なのかと驚くことは最近なくなった。レコードの価値と価格は本質的にはなんの関係も持たないのだと理解出来るようになったからだ。
和田加奈子「パッシングスルー」
三菱ミニカのノベルティレコード。B面の「冬のサブリナ」がモータウンビート。ぶっきらぼうな歌い方に良く合っている。
少女隊「BYE BYE ガール」
モータウンビートをもう一枚。少女隊はいろんなタイプの曲にトライしていて、しかも名曲多し。飽きがこないしコンプしたくなる。
菊池桃子「Nile in Blue」
菊池桃子はイメージ的にはウイスパーボイスで一見うまくなさそうに思えるが、実はものすごく歌の表現力が優れていて音楽性が高い。当時の事務所がバンド(ラ・ムー)をやらせた時は世間をポカンとさせたが、ちゃんと彼女のレコードを聴くと、耳の良いブレーンがいたことがわかる。このレコードも完成度が高くて驚く。鷺巣詩郎のアレンジに負けていない菊池桃子の歌の魅力。
探していたレコが50円箱に。本日一番の収穫かも。B面の「コラソン」もカッコいい。
ヤフオクではこちらを落札。
森山良子「C’EST FINI」
先月末神田エクストラベルトで「カフェテリア」を聴いて速攻入札。7インチは残念ながら見つからなかった。シナトラの曲のアレンジを多く手掛けたゴードン・ジェンキンスが全曲アレンジ。音が素晴らしく豊かで、アルバム通して聴いても酒が進みそうな名盤。