猟盤日記20170903
久しぶりに最寄りのハードオフに行ったら、ジャンク7インチのコーナーが倍以上に拡充していた。しかし数が増えただけ松本伊代やトシちゃん、シブがき隊の数も増えているワケで、苦行感はアップしている。ひとりコツコツと掘っていると高校生と思しきグループがやってきて「こっから売れるレコード探してメルカリで売れば儲かんじゃね?」というが、その売れる一枚を見つける時間で向かいのマクドナルドで働けば100倍近く儲かんじゃね?なんて思いながら抜いていたら知らぬ間に20枚以上抜いていた。
太田裕美「恋愛遊戯」
決して高く売れる盤ではないが、いい曲である事は間違いない。松本隆筒美京平のコンビの間違いない詞曲と萩田光雄のA&M調のアレンジがたまらない。まあ抜かざるを得ない。
新田純一「ハニーハニーSunshine Girl 」
タイトルを見るとよくあるキラキラの廉価版ジャニーズものかと思いきや、大沢誉志幸の作曲でしっかりした楽曲。歌もB面の歌い方がちょっと甲斐よしひろチックだったりしてなかなか味わい深い。まあ抜かざるを得ない。
説明不要の名曲。持ってないから抜くしかない。
ダウンタウンブギウギバンド「サクセス」
100円箱ではわりとよく見かける一枚だが、最高にカッコいいラテンファンクなので抜くしかない。
梓みちよ「よろしかったら」
パートナーという銘柄のタバコのCMソングで、当時小学生ながらカッコいい曲だなあと思っていた。サビの「よろしかったらもう一度〜」のあたりはムード歌謡っぽいのに「just a lover today's partners 」と唐突に英語歌詞で跳ねる展開が子供心に「やられたー!」という感じだった。これも筒美京平ワーク。抜くしかない。
沢田麻里「恋の微熱」
全く知らない曲だったが、ジャケに心惹かれて抜いたが大正解。こういうレコに目が止まるようになった自分を褒めてやりたい。