猟盤日記20170717

仕事の合間にぽっかり空いた時間を利用して、下北沢ディスクユニオンへ。何故か良く使っている盤や気に入っている盤はここで引いたものであることが多い。定期的に某有名DJの放出品と思しきラインナップが大量に100円箱に入ることがあり、手放すことになった理由などを考えながら漁るのが楽しい。

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水沢京子「涙・おもいで・砂山」

ジャケのインパクトがすごいキングレコードの委託プレス盤。サイン入りのブロマイド付き。本人が手売りしていたものだろう。B面の「十九の恋歌」は「十九の春」をライトなタッチに改変した良曲で、ほんわりと沖縄風味なのが中々に良い感じ。ヤフオクではなぜか4000円の値がついていたが、100円が妥当だろう。

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大川栄策「刑事」

古賀政男作曲の刑事演歌。歌詞も素晴らしく味わい深い。トレンチコート姿で刑事に扮した栄策が張り込みをしているジャケがインパクト大。何かの主題歌なんだろうかと思ったらそうでもないらしい。純粋な刑事愛をひしひしと感じる。持ってるだけで心が豊かになる一枚だ。

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ムーディー松島「ひとりぼっちの軽井沢

死んでもいいといいながら、1人軽井沢でゴルフを続ける男の情景を歌った曲。B面の「男、涙のブルース」も素晴らしい。いわゆるダブルサイダー。

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 エミー・リン「恋上手」

テレサ・テンフォロワーのカタコト歌謡。荒木とよひさ/三木たかしの本家コンビなのでテレサの妹分というのが正しい表現だろうか。日本の歌謡曲に根強い伝統としてあるカタコト歌謡の系譜とスナックの外国人ホステス増加の相関関係を誰か調べてほしい。