猟盤日記20170330

所用で新橋に行ったが、この町はレコード屋がないのでいつも何か物足りない気がして早々に立ち去るのだが、SL広場で古本市がやっている時は話が違う。

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古本の間に、結構沢山のレコードが売られていて、価格もそれほど高くない。レコードを扱うテントを丹念に見て回った。残念ながらこの日はあまり良い出会いは無かったが、何も買わないというのもなんなので、200円ジャケ無しで売られていたシャープホークス「遠い渚」を抜いてみた。

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B面の「いつものところで」は、軽快なゴーゴーようでいてどこか不穏な匂いを残す名曲。

その後帝里加で、キクラゲ玉子を食べようかと思うが、夕方営業にはちょっと早いのでガード下の王将で、肉と玉子のいりつけ。ちょっと火が通り過ぎてて残念。

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家に帰るとネット購入したレコードが届いていた。

1910フルーツガムカンパニー「Simon Says 」。

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堀江美都子の「あかるいサザエさん」も入手できたので、やはりこれも手に入れたくなるというのが人の世の常。日本国内ではサザエさんネタだということで価格が上がり気味だが、世界的にみると割とありふれたレコードなはずなのでDiscogsを探してみたら、送料含めても国内市場価格の5分の1で手に入ることがわかり、スエーデンのコレクターから無事購入出来た。

他にもいい曲が多いので長く付き合える一枚になりそう。

そしてヤフオクで落札した神田広美「人見知り」

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コネクシオンのイベントでSさんが掛けていたレコード。演歌にしか見えないジャケなのに、音はシティポップス感満載。生真面目な感じのボーカルとなぜか暗めの歌詞が相まって、唯一無二の存在感があった。Sさん曰く「ポリドールの売り方が不味かった」アーティストらしい。

特にレア盤という訳ではなさそうで、価格も安かったので落札しておいた。

そしてShaggs「Philosophy of the world 」。

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これもSONOTAやユニオンでのとんでもない価格に比べて至極真っ当な価格で売られていたので入手。

CDでは何度も聴いているはずなのに、アナログで聞くとやっとちゃんと聴くことが出来たという気になるのが不思議だ。