猟盤日記20190204

HMV渋谷の100円箱巡回。前回から追加されている様子はないけれど、とりあえず4枚抜く。

f:id:yotuashi:20190205010401j:image

おニャン子クラブ / セーラー服を脱がさないで

トレイシー・ウルマンの60‘sポップスカバーの「ブレイクアウェイ」が元ネタだけれど、イントロの鮮やかな印象は手数が多い分こちらの方が上。

f:id:yotuashi:20190205234548j:image

フィンガー5 / ぼくらのパパは空手の先生

琉球音階のイントロから始まる深町純のアレンジは、ドラムブレイクまでもいちいちカッコいい。間奏のセリフもイカしている。一転、B面の「銀の十字架」の鬱展開も素晴らしい。

f:id:yotuashi:20190205234943j:image

麻倉未稀 / 黒いパンプス

コネクシオンでセキグチさんが掛けていたのが印象深かった一曲で、100円箱で抜けたのが嬉しい。切なくメロウな夜歌謡。

 

 

猟盤日記20190203

節分なので代々木公園でチェアリングしつつ恵方巻きを食してディスクユニオン渋谷中古センターに。シャッフルビートの曲を集めたMIXを作った時に使った曲が収録されている盤が昨年暮にリマスターで再発されていた事を知り探してみたら結構あっさり見つかった。

f:id:yotuashi:20190204090631j:image

NRBQ / all hopped up

ニューリズムアンドブルースクインテット。今でも現役で、現在は4人組でカルテットになっている。通なファンは「Q」と呼んでいるらしい。知らんけど。アメリカ南部色の強いリトル・フィートなんかと系統の近いバンド。日本で言うとスィンギンバッパーズとか。Shaggsを発掘して彼らのレーベルから再発した事でも知られている。ロックンロールや古いリズムアンドブルースにそれほど興味があるわけではないんだけれど、このアルバムに収録されている Cecilia という曲は素晴らしい。S&Gのと並ぶ2大セシリアだ。知らんけど。

 

猟盤日記20180131

神保町・御茶ノ水で見つからなかった再発盤を探して町田のディスクユニオンに行くも最後を一枚を目の前で奪われてしまう。失意のうちに帰宅するも諦めきれずユニオンのWebショップに注文を入れてみた。今週水曜ぐらいから各店舗に再入荷されているようだったので、メールを確かめてみたら発送連絡が!

f:id:yotuashi:20190131221859j:image

People’s Pleasure with L.A.'s No.1 Band Alive & Well / Do You Hear Me Talking To You?

二人組女性ボーカルのレアグルーヴ名盤。ここ最近何度か再発盤が出るもすぐに完売してしまう。いかにもなソウルではない多彩な曲で構成されているのがとても良い。ジャケ裏にバンドメンバーが紹介されているのだが...

f:id:yotuashi:20190201021806j:image

その内2人が...

f:id:yotuashi:20190201021847j:imagef:id:yotuashi:20190201021900j:image

クリソツ!

猟盤日記20180128

People’s Pleasure の再発盤を探して神保町を彷徨うも時すでに遅しといった様子。仕方ないのでユニオンレアグルーヴ館の安レコでお茶を濁す

f:id:yotuashi:20190129005219j:image

Filippo Trecca / ROLL THEME

イタリアのテレビドラマテーマ曲の7インチ再発。しかも日本盤でCD付き。定価2500円が380円になっていた。「イタリア人も知らなかったシンセファンクの秘宝」というキャッチコピーはちょいイキリ過ぎているような気もするが、そこはかとなく大野雄二っぽさもあってとても心地よい。

猟盤日記20180126

HMV新宿の100円箱。10枚100円キャンペーンは終わってしまったけれど、結構気になる盤が多くて13枚も抜いてしまった。凄い勢いで抜きまくる人がいてかなりハラハラしたのだけれど、方向性が違っていたらしく結果平和な掘りとなった。

f:id:yotuashi:20190128005459j:image

ジャッキー吉川ブルーコメッツ / それはキッスで始まった

GSからムード歌謡への移行期のブルーコメッツの名曲。ジャケはブラスロック感があるけど音はそうでもない。

f:id:yotuashi:20190128103521j:image

橋幸夫 / 恋のメキシカンロック

リズム歌謡の代表曲。非の打ち所がない名曲。100円箱ではあまり見かけないので抜いておく。

f:id:yotuashi:20190128103929j:image

DJ SORA★MIMI / DANCE with SORA★MIMI

タモリ倶楽部のソラミミネタをプレイされているらしいDJの方のドラムブレイク乱れ撃ち7インチ。B面の「Happy Soul with SORA★MIMI」はDave Cortezのオルガンタイトゥンアップネタ「Happy Soul (With A Hook)」をまんま使っていてカッコいい。

f:id:yotuashi:20190128110217j:image

Shiho Fujisawa/ AFTER HOURS E.P.02

藤澤志保の「Happy Hours」のリミックス12インチ。「Drum Crazy For DJ」のリミックスやピチカートファイヴ「テーブルにひとびんのワイン」のカバーも良い感じ。100円なら買うよね。

f:id:yotuashi:20190128111205j:image

QYPTHONE / Groovy Sauce E.P.

「最後の渋谷系」キップソーンの12インチEP。ラテン・サンバのアガる曲が詰まっているけど、フランス・ギャルの「ジャズる心」の日本語カバーが特に良い。

f:id:yotuashi:20190128112117j:image

CATIA / La Vie en Rose

suburbiaの橋本徹プロデュースによるフレンチブラジリアンシンガーによるカバー曲集。こんなの出てたの全く知らなかった。「ジョビジョバ」のカバーまでやってて所謂クレモンティーヌ的な「カフェで良く掛かっているボサノバカバー集」なのだが、やはりそこはサバービアのボス。ギリギリの線で品を保っているのが面白い。

f:id:yotuashi:20190128113136j:image

浅野愛子 / 銀の妖精~Silver Doll

今でも根強いファンを持つ映画「漂流教室」に主演して同時にヌード写真集を出して注目を集めた浅野愛子のデビュー12インチシングル。映画よりもこのレコードが先だったみたい。シンセの凝ったサウンドに危うい音程のボーカルが絡む、ちゃんとし過ぎてるのがたまにキズのニューウェーブ歌謡の佳作。

f:id:yotuashi:20190128114016j:image

オフコース / ワインの匂い

100円箱LPで顔役のオフコースだが、実はちゃんとアルバムを通して聴いたことがなかった。吉田哲人さんがTwitterで「ワインの匂いが好き過ぎて6枚も持っている」とつぶやいていたので抜いてみた。たしかにとても良い。表題曲の「ワインの匂い」で歌われている女性はユーミンの事らしいと聞き、より味わいが増した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

猟盤日記20190125

何年か越しのウォント盤をヤフオクで落札。

f:id:yotuashi:20190126235732j:image

Hi-Fi Set / EYEBROW

1988年のCD移行期のためプレス数が少なくなかなかのレア盤になっているが、高騰しているわけではなさそう。CDは結構簡単に入手出来る。ハイファイセットのアナログでのオリジナルアルバムはおそらくこれが最後だったのではないだろうか。B1の「とりあえずNARTA」が疾走感溢れる名曲。7インチの「プラトニックしましょ」のB面にも収録されており、こちらはヤフオクで競り負けた。

猟盤日記20190124

吉祥寺のボールルームレコードを初訪問。年中無休だけれど営業時間が短いので、ネットで予約して店頭受け取りのついでにチョイ掘りというのが良いような気がする。

f:id:yotuashi:20190125172432j:image

ネットで気になったものを2枚、店頭受け取りで購入予約したのだけれど、3枚予約で一枚あたり200円引きになる事に後で気がついた。

f:id:yotuashi:20190126092729j:image

THE McGUIRE SISTERS / ACHOO-CHA CHA

女性3人のコーラスグループ、マクグアイヤシスターズの1958年リリース作。くしゃみから始まるキュートなチャチャ。実はこちらはB面でA面の「May You Always」は当時チャートインしたほどの大ヒット曲だったらしい。

f:id:yotuashi:20190126094309j:image

AMES BROTHERS  / DESTINATION MOON

こちらも50年代の男性コーラスグループ、エイムスブラザーズ。ジャケからしてSABPM感があるけれど、ピコピコピュンピュンとかは無し。でもほっこりしたレトロな宇宙感はある。表題曲の「DESTINATION MOON」のカウントダウンはヤン富田がDoopiesでサンプリングしているらしい。