playing again with Ryo,, our partY,, have fun.

アイルランドのStephanie Byrneとの共作MIXがmixcloudにアップされました。私は後半(13-21)を担当しています。ドライブのお供に、パーティーのBGMに、様々な場面で活用出来る内容です。ぜひ聴いてください。そしてコメントなど付けていただければ私たちが喜びます。よろしくお願いいたします。

www.mixcloud.com

1.Ben From Corduroy/Come Together 
2.Her-You Percussion Group /Welcome To The Party 
3.Masteretta /Sábanas Blancas, Cama Estrecha
4.Piero Umilliani / Moderato Grottesco And Cantabile
5.Migel Atwood-Furguson / Hoc N’ Packy
6.Henry Mancini / Baby Elephant Walk
7.Rita Lee / Bamboogiewoogie
8.La Lupe / Fever
9.Ray Charles / What I’d Say
10.Toddy Hayes / Voodoo
11.Les Cappuccino / Tamoure Hully Gully
12.Vanessa Contenay-Quinones / Quand Tu Me Dis(Doop Doop)
13.大場久美子 / Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Kumiko’s Lovely Hearts Club Band)
14.Ahh! Folly Jet / She Was Beautiful 
15.Alabama Shakes / Sound & Color
16.鈴木真海子 / Lily feat. Rachel
17.Monsune / Nothing is Return
18.Benny Sings / SOFTLY(TOKYO)
19.T-Square / Night Cruise
20.A Taste Of Honey / Os Gillos 
21.Fance Gall / Zoi Zoi
22.Blossom Dearie / The Party’s Over

猟盤日記20181014

来年1月でクローズする事が発表された六本木スーパーデラックスへ。ヒゲの未亡人の7インチレコ発ライブ。とにかく素晴らしいライブで、女装したおじさんの悪ふざけかと思わせつつ、次第に人を愛する事、そして自分自身を愛する事の本質へと切り込んで、観る人の心を激しく揺さぶる構成は、ショウとして圧巻の完成度を見せる。なぜゾラにはヒゲが生えているのか。その答えに自分なりに思い至った時、震えるような恐ろしさと感動を覚えた。会場で先行発売された7インチも無事購入。

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ヒゲの未亡人 / 絶対恋愛!COUNTDOWN!!

ジャケが強烈な印象を残すが、「80年代アイドル歌謡風」の楽曲も素晴らしく、パロディかと思いきや、そこを越えてアイドル歌謡の本質に切り込んでいくのがヒゲの未亡人らしいアプローチと言えるかもしれない。両A面の「ロックを踊る未亡人」は同様に50年代のロックが輸入されたばかりの日本の空気にアプローチ。

その2日後、下北沢のディスクユニオンに行くもあまり成果がなく、その近くでやっていた古本市で一枚レコードを買う。

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Laura Nyro / Christmas And The Beads Of Sweet 

ローラ・ニーロのサードアルバム。プロデュースは、ノラ・ジョーンズの「Come With Me」など数々の名盤を手掛けたアリフ・マーディンで、デュアン・オールマンチャック・レイニーも参加している。キャロル・キングにも通じる黒人音楽への傾倒と愛に溢れていて、黒さをずっしりと感じる。A3のBlack Patchはフォーキーかつソウルフルでとてもいい感じ。タイトルにはクリスマスとあるけれど、特にクリスマスアルバムというわけではない。

 

 

猟盤日記20181011

ネットで購入した盤が2枚。

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Junior Senior/ d-d-don’t don’t stop the beat

SAND STEP RECORDS から初購入。デンマークの2人組ユニットのデビューアルバム。「Good Girl Bad Boy」が大好きで、いつかアナログをと思っていたらちっとも見つからずあきらめかけていた。早いもの勝ちとの事だったので速攻購入。手に入って嬉しい。

ヤフオクでもう一枚。

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Frankie Knuckles / Whistle Song

ハウスミュージックの創始者、フランキー・ナックルズによる91年発売の大ヒット曲。口笛とフルートの音色が心地よく、いつまでも聴いていられる。

猟盤日記20171008

昨日に引き続き南青山のイベントに。昨日の帰り際に「明日まで残ってたら買います」と店の人に言っていたレコードが今日もまだ残っていたので約束通り購入。

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William DeVaughn / Be Thankful For What You Got

レアグルーヴの代表的な名盤。CDで聴き倒したがやはりこのジャケで、LPで持っておきたい。20年ぐらい前に再発された盤で、帯コメントが小山田圭吾。休日の屋外で聴くのは最高だ。

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ポール・モーリア / ラブサウンズジャーニー

ELLA Records の出店で5枚まで無料で貰えるという太っ腹な企画をやっていて、ヤフオクで落とすか迷っていたこれを発見。ポール・モーリアといえばジャンク箱の巨匠で、どこのどんな店にも必ずベスト盤か「オリーブの首飾り」が入っており、どれだけ日本での人気が絶大なものだったかがうかがい知れる。この盤は日本で全国ツアーを行った時のポール・モーリアの日本の印象をテーマに作られたコンセプトアルバムで、収録されているすべての曲が7インチでリリースされている。いわゆるポール・モーリアサウンドというよりは、どちらかというと大野雄二のサントラに近い感じで、実際「オーララオーサカ」は坂本スミ子歌唱大野雄二アレンジでカバーされている。

そしてレコードコンビニの出店で7インチを2枚。

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本田泰章 / 0909させて

中学生の時、「本田泰章は化粧してて気味が悪い」と言ったら複数の女子に囲まれて「オメエ、ヤスアキの何がわかってんだよ!」と詰め寄られた。贖罪の意味も込めて購入。

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堀江美都子 / 野球狂の詩

渡辺宙明作曲による堀江美都子スキャットグルーヴ歌謡。かなりの安値で出ていて速攻確保。

その後ニペイ氏と合流し、持参したポータブルプレイヤーとミキサーで野良B2Bを開始。

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我々としてはいつもやっている事なのだけれど、珍しいと感じた方も多かったらしく結構声を掛けてもらった。

良い音楽とうまい酒で至福の3日間でした。

 

猟盤日記20181007

久しぶりの2日続けての完全休日。やっておいた方が良いこともあるんだが、天気も良いので遊ぶ事にした。南青山で開催中のOUTDOOR RECORDSへ。10月とは思えないくらい暑いのでビールを飲みつつレコを掘る。

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端から見ていって反対端の出店で店主の方にいろいろ聞きつつ視聴もさせてもらいヨーロッパもの600円均一箱から3枚抜く。

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V.A. / DINGO! SEXOPOLIZED BY DJ BNX

フランスのジャズグルーヴコンピ。ジャケはお世辞にも良いとは言えないが、7インチでしかリリースされていないフランス・ギャルの「Zoi Zoi」が収録されているからと、店主からオススメされた。ケスクセ〜ケスクセ〜 他の曲も軒並み素晴らしい。

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CORTEX / tropeau bleu

長らく探していたフレンチジャズグルーヴの名盤が!dare dare からのリイシュー盤。「あとで買うかも」と言ってた外国人の方がいると聞き速攻確保。

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Kitty Winter Gipsy Nova / FEEL IT

微妙に高めなものが多くていつも見送っていたドイツジャズグルーヴの名盤もあったので確保。全曲素晴らしいので、掛けっぱなしで酒飲みたくなる。この素晴らしい出店は西新宿の「ゆうらしあレコード」のものでした。ほかにもベネズエラのフレンチテイストのボサノヴァとかスイスのジャズロックとかいいレコ満載で、お金があったら箱ごと買いたいレベル。一度お店に伺ったことはあるけど、今度一度本腰入れて掘ってみたい。

レコードコンビニ出店の7インチ箱から和モノを一枚。

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麻生真美子&キャプテン / 愛した男よ蝶になれ

麻生真美子&キャプテンの代表曲。B面の「恋の45口径(フォーリーファイブ)」は完全フロア使用で素晴らしい。

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会場ではポータブルレコードプレーヤーが無料貸し出しされていて、買ったレコードをチェックしていたら、通りかかった白人男性が「これコルテックスじゃないすか?高かったでしょう?」と話しかけてきて、「そこの店で600円でした」というと、「マジかー!」と頭を抱えていた。

 

 

 

 

 

 

 

猟盤日記20180929

仕事が早めに終わって夕方からの大盆踊り会の打ち上げまでかなり時間が出来てしまった。新宿に出て紀伊国屋書店ディスクユニオンへ。和モノ7インチを何枚か。

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小林啓子 / 恋人中心世界

和ソフトロック名盤が千円以下になっていたので抜いてみた。中村八大の完璧な仕事。キズが多くてこの値段になっているらしいが、針飛びするほどではないので確保。ちょっとずつ値段が下がって来ている印象なので、いつかキレイな盤を買いたい。B面の「比叡おろし」の作詞が松岡正剛だという事に初めて気づいた。ステージ101関連の中村八大ワークでもう一枚。

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シングアウト / 涙をこえて

ピコや惣領泰則が在籍したシングアウトのデビューシングル。シングアウトというグループはなんとなく中村八大とかが招集して出来た「ステージ101」のためのグループかと思っていたが、調べみたらそうではなかった。ペンシルバニアキリスト教福音派の右翼組織、MRA(人道徳再武装連盟)を母体に生まれたグループで、MRAは日本では慶応大学を中心に左翼的な音楽活動と一線を引く文化活動の拠点として機能していて、ヴェレッジシンガーズやマイク真木などを輩出した。シングアウトが外国人メンバーを含む構成になっているのはMRAのフォークコーラスグループからメンバーが選ばれているかららしい。

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小林旭 / アキラのブンガワンソロ

曲名の「ブンガワンソロ」の前に「アキラの」と付いている事からわかるように素直なカバー曲ではなく、「ブンガワンソロ」のフレーズが半ば強引に挿入されただけのほぼオリジナル曲。B面の「アキラの北海盆唄」もジャズアレンジでとても良い。

ワールドミュージックコーナーからも7インチを一枚。

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Miro Unger / Ananga Ranga

1971年リリースのクロアチアサイケフォークロック。ジャケが最高。ギブ・ピース・ア・チャンスとかYamasukiとかとつながりそう。

まだ時間があったのでHMV新宿に移動。色割引適用で一枚。

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Takeshi & Hiroki / I’ll Be Back Again いつかは

最近立て続けにDJで使われているのをみて欲しくなった一枚。ビートたけしの7インチはノリが良く踊れるものが多い。佐野元春の「Young Bloods」のイントロを丸パクリなのも清々しくて良い。ちょっとピッチを上げめで掛けた方が良さそう。

大和町大盆踊り会の打ち上げでは、盆踊りの映像を観たり、珍盤亭娯楽師匠がDJするなど大盛り上がり。私も露払い的に買ったばかりの7インチも含めて少し回させてもらった。また来日中のバンバンちゃんこと雀斑Freckles林以樂さんも登場!彼女の歌う曲のイメージそのままの天使のように可愛らしい方で感動。たまたま持ってたSTUDIO VOICE にサインをもらえた。(一枚目の奥に写っているのはチミドロのハナイさん)

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猟盤日記20180921

カタコトレコードの重要案件の入手に成功。

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アイク・コール / 日本のヒット曲を唄う

常盤響さんのレコ部で初めて聴いて以来、ずっと探し続けた一枚。アイクはナット・キング・コールの12歳下の弟で、朝鮮戦争時に従軍バンドのドラマーを務めた後、シカゴでジャズトリオのピアニストとして活動。兄の死後なぜか日本で歌謡曲歌手としてデビューし、マンダムのCMソングでお茶の間の注目を集める。ライナーには、突然ナット・コールの弟と名乗る男が現れたことでニセモノと疑う声が上がった事が書かれている。しかしその静かで優しい歌声は、聴くものの心を掴んで離さない魅力に満ちている。五木ひろしの「長崎から船にのって」のカバーは、丁寧に日本語の歌詞を歌おうとするアイクの様子が思わず微笑まざるを得ないファニーさを湛えている。なんといっても白眉は井上順之の「お世話になりました」のカバー。インチキ臭いプロモーターに口八丁手八丁でシカゴから連れてこられたアイクは、「お前ナットキングコールの弟なんやったら、ピアノ弾いとらんと歌えや」とパンチパーマの芸能事務所社長に迫られ、ワケも分からずレコーディング。ワイドショーに取り上げられテレビの歌番組などに出演するも、やがて飽きられて仕事の中心は地方のスナック営業に。心優しいアイクはヤクザ社長に逆らうことなく、黙々と仕事をこなしていった。住居は下町の安アパート。言葉は通じないながらもアイクに色々と世話を焼く大家のおばさんと、最初は怖かったがそのうち「魚の食べ方がうまくなった」と褒めてくれるようになった定食屋の親父さんの優しさだけがアイクの心の支えだった。そんなある日、長らく口もきいていなかったもう一人の兄のフレディからの国際電話が。フレディは一言「アイク、何も言わずにシカゴに帰ってこい」と告げた。西日のさす部屋で1人ワンカップを飲み干したアイクは、荷物をシカゴに送り身支度を整える。そうして大家のおばさんと定食屋の親父さんに拙い日本語で「オセワニナリマシタ」と深々とお辞儀をした。親父さんは仕込みが忙しいフリをして一度もアイクの方を振り向かなかった。そしてアイクは坂の上から望む街並みにもう一度深々と頭を下げ、一人東京の町を後にした。そんな光景が目に浮かびます。

 

連休最終日、9/24はこちら。ゲストは根本敬さんです。

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